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埼玉県ときがわ町

ときがわ町郷土史懇話会

龍福寺入口の石造物龍福寺入口の石造物
境内の馬頭尊などの石造物境内の馬頭尊などの石造物

郷土史機関誌「有史芳」を発刊

ときがわ町郷土史懇話会は、地元の神社、仏閣路傍の石造物などを調査し、それらの撮影・記録を後の世に伝えるべく、勝野財団の助成金をもとに機関紙「有史芳」に毎年発表しています。現在有史芳18号として、玉川地区の龍福寺の調査とその原稿を編集中です。
 龍福寺入り口の石造物は、長年晒された状態でしたが水洗いし、きれいにしたあと拓本をとり、写真撮影と文章を読み込みました。
 碑(いしぶみ)というように石に刻まれた文字は数百年ものこりますが、さらされた状態のままですとカビや汚れで文字が読めなくなりますが、手入れをすることでメッセージを後世へも伝えられます。
 今回は、当初予定していなかった古文書の写真撮影・整理も行ったため、大幅に調査時間がかかってしまいました。一番下の古文書写真は、禅宗寺院で、僧侶の交替の時に作成した什器などの一覧を記した「校割帳」で、町内の禅宗寺院にはあまり残されていない貴重な資料です。ささやかな活動ですが、地元の歴史の一コマにふれることができ、大事に受け継いでもらえるよう願うものです。

郷土史機関誌「有史芳」を発刊
郷土史機関誌「有史芳」を発刊