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埼玉県ときがわ町

どんぐり山を守る実行委員会

どんぐり山の環境保全、里山の素晴らしさを次世代に伝える どんぐり山の環境保全、里山の素晴らしさを次世代に伝える どんぐり山の環境保全、里山の素晴らしさを次世代に伝える どんぐり山の環境保全、里山の素晴らしさを次世代に伝える どんぐり山の環境保全、里山の素晴らしさを次世代に伝える

里山の素晴らしさを次世代に伝える

活動を始めたきっかけは、子供たちに古き良き里山を伝えたいという思いから。
誰もが自然の素晴らしさを体験できる場所を、誰もが自由に散策できるフィールドを作ろうと、平成12年に仲間と山の整備を始めました。
地域との交流や祭りへの参加、行政や民間の実施する山村都市交流イベントへの指導者としての参加など、さまざまな活動を行っています。

萩ヶ丘小学校の生徒には、好きな木を選んでもらい、幹の長さや太さを測る「マイツリーの成長観察」や、展望台下の炭窯での炭焼き体験、間伐した杉の葉で作る大きなトトロのオブジェ作り(2年毎)など、子供たちとの交流の場としても、どんぐり山を活用しています。

近年の低山ハイキングの人気により、町内外・県外からもどんぐり山を目指して里山散策に来る方々が増えています。そのため、寂しい冬の間にも山を楽しんでもらえればと思い、令和2年よりクリスマスローズの苗を植え付けています。新たな山道を開き、花壇を作り、千株以上の苗がこれから毎冬楽しめるように、皆で汗をかきながら頑張っています。

作業に疲れたら、仲間と展望台でひと休み。お茶を飲んで世間話をしたら、またひと仕事。作業が終わったら、持ち寄りの惣菜や漬物と、裏山で獲れたイノシシの鍋をかこみながら、また一杯やります。我われの跡を引き継ぐ下の世代(20~50代)も、少しずつ増えてきて、月一回の活動に参加してくれています。

一度でも活動に参加してくれたら、その人はどんぐり山の仲間です。
参加できるときに、誰もが自由に楽しく、負担のないように。自然の中で生きる充実感を、皆で共有できるように。そんな「どんぐり山」の活動が今後も続くことを目指しています。